露刃剣(ろじけん)と読むそうです。以下、根源より
運命を生きる人間には絶対に必要なことなのです。
それを育てなければなりません。
露刃剣とは、自分にしかわからない、自己の命を賭した絶対的な覚悟とでも言えるものです。
自己の弱さを両断する、自分だけの剣です。
欲望を切り捨て、悲哀を振り切る剣です。
自分の身のうちに露刃剣を持ってない人間には、自己固有の運命は生きられない。
真の運命は、厳しいものに決まっています。
露刃剣の解が立つと、我が行く道に立ちはだかるものがあれば、「仏に逢えば仏を殺し、祖に逢えば祖を殺す」人間になると五祖禅師は言っています。現代人は字義通りに捉え、「とんでもない」と感じるかもしれませんが、要は絶対に変わらない覚悟を持った人間になると言っているのです。つまり不退転の決意がこの世に現成するということです。
未来は考えたり問うたりするものではなく、覚悟をもって創るものなのです。そして、何よりも「憧れる」ものです。
以上
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